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◇◇ 東洋経済オンライン スペシャルメールマガジン ◇◇

 ムーギー・キムのグローバルメールマガジン
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<今週のコンテンツ>
1.ごあいさつ
2.今週の一流のビジネス
3.今週の二流の経営者
4.今週の新規ビジネス
5.今週のキャリア相談
6.今週の健康法(1)
7.今週の健康法(2)
8.今週の最強の愛し方
9.グローバルお便り
10.あとがき


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ごあいさつ
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こんにちは! 皆さんいかがお過ごしですか。

私はついに40歳になり、感慨深く思っています。

ちょうど今週の東洋経済オンラインのコラムでは“誕生日にバレる!”を書いていますが、40というのは自分の中で特別な数字です。
 
というのも、新卒で22歳かなんかで欧州系の投資銀行に新入社員として入ったとき、当時のマネージングディレクター(部長みたいな役職)のイギリス人のおじさんが、私と同じ誕生日で、ちょうど「あー、ついに40になってしもうた!」みたいなこと英語で言っていたのをよく覚えています。
 
そのとき、「はー、こんな年に将来、なりたくないな、いつまでも20代、せめて30代前半でとどまりたい!」と非現実的な思いを抱くとともに、「自分が40になったら、どれだけ多くのことを成し遂げてるだろう。せめてこの目の前のおじさんよりいろいろ成し遂げていたい」と思ったもんです。

もう40になりましたが、このグローバルメールマガジンでは、これまでの人生を振り返ってもろもろの教訓をお届けできればと思います。
 
なお、最近人生の優先事項は重ね重ね、(1)身近で大切な人を幸せにすること、(2)健康であること、(3)好きで得意な仕事で社会に貢献すること、の3大要素だと実感します。

よって、今後のグローバルメールマガジンも、この3要素をバランスよく配合した、心と仕事と体、そして人生に優しいお便りにしていければ、と思います。
 
それでは今週もグローバルメールマガジン、どうぞよろしくお願いいたします。


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今週の一流のビジネス:子ども教育の第一人者・花まる学習会代表の高濱さんから得た教訓~お客さんとの「線引き」を下手に引かない重要性
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花まるグループ代表の高濱正伸さんと、NewsPicksのイノベーターズトーク特集で2時間たっぷり対談させていただきました。
 
この少子化で塾の合従連衡が進む中、どのようにして学習塾というビジネスを急速に拡大させてきたのかと。面白かったのが、やはり家庭の子ども教育の意思決定者であるお母さん方のハートをつかむということ。高濱さんって、YouTubeなどで講演会の様子を見させていただくと、とてもお母さん目線で親しみやすいんですよね。
 
対談で議論に挙がったのは、「お母さん方というのは、事業者とお客さん、という線引きをしてしまうと“事業者”に対するアタリが厳しくなるが、お母さんの輪の中に入ってしまえば、仲間目線でいろいろ大目に見ながら協力してくれる」ということ。
 
この塾のようなビジネスでスケールを拡大しようとすれば、つねにボトルネックは“よい先生”をどれだけ確保できるかということなのですが、花丸学習会にとっての“よい先生”とは、子どもにきちんと教えられるのはもちろんのこと、お母さん方と親密な信頼関係を築けるかどうかも非常に重要だとのこと。
 
あと、お母さん方というのは、昔のように近所や親族一同で育てるのではなくひとりで育てるケースが増えているため、育児を不安に思っています。よって、その不安に共感してくれる人が必要なので、花まる学習会を通じて「お母さんのコミュニティ」をつくれていることが、重要だとのことです。
 
今度、花まる学習会の子ども教育に関する流通網(1万6000人)を生かし、そこに私の周囲のさまざまなキャリアの人に子ども向け「キャリア教育コンテンツ」をつくって提供しようという話をして、対談は終えました。

子どものときに、世の中にどんな仕事があって、何がどう面白いのか、どんな人が向いているのか、こういうのがわかるコンテンツがあればありがたいですよね。ちなみにこのことを昨日会った経済産業省の若手官僚の方に話したら、「そういうの本当に欲しいんです、ぜひ一緒にやりましょう!」と安請け合いしてもらいました。フォローアップのミーティングを来週することになったので、またその後の展開を、皆様に報告させていただきます。

人の幸せって、好きなことをやってるというのが基本です。そして、教育が人を幸せにするためのものであれば、世の中にはどのような「やること」があって、自分が何に向いているのかを気づかせてあげるのが、教育のKPIの最も大切なものですよね。
 

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今週の二流の経営者:経営の基本は「適材適所」をどれだけ徹底的に実践できるか
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シンガポールの投資先の1社でここ最近、えらく揉めています。重ね重ね重要なのは、経営陣と主要株主の信頼関係です。結論を先に言うと、「経営者を退いた創業者は、会長などといった名誉職で口出ししたりせず、きれいさっぱり退任するのが最大の英断」ということです。

シンガポールでの主要投資先の話ですが、経営陣だった創業者のひとりが、あまりにもほかの人を大切にせず、腹立たしいコミュニケーションしかできないため、嫌気がさして辞職する人が…


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