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PC、モバイル、インターネット、オーディオ&ビジュアル、半導体など、技術分野を切り口に業界動向を探ってきた本田雅一氏。現在はコンテンツビジネスやネットカルチャー、各種オンラインサービス、プラットフォームなども取り上げ、インターネットによって変化するソーシャルコミュニケーションの形を的確にリポートするなど、幅広いジャンルでジャーナリストとしての記事を発信しています。
彼が書いた東洋経済オンラインでの記事は、2016年分だけでも5000万PVを突破。米国、欧州、アジアなど世界を股にかけた取材を続ける本田氏は、ウェブや雑誌の記事では発信できない裏側をレポートすると張り切っています。

一方、私生活ではレストラン経営者、フードアナリストなどとの交流も多い本田氏。煙モクモクな昭和のお店から最新のお店まで、オススメのランチ・ディナースポットも紹介していくとのこと。
さらには50歳になる今年「50歳の誕生日までに、60歳でも動ける身体を作る!」と、食事法からトレーニングまで、さまざまなメソッドを駆使して身体作り。食いしん坊・ワイン好きのライフスタイルは変えないまま、約半年で体重は35キロ減、体脂肪率で15%減を達成し、今も愉しく身体作りを続行中です。
その「さわり」については、夜間飛行プレタポルテ でも紹介されていますが、「50歳、スーパーメタボ、食いしん坊、お酒好き、インドア派のデスクワーク」というダイエット五重苦に囲まれた本田氏が、いかにして大幅減量に成功、今も健康に痩せ続けているのか、その手法も具体的に連載していきます。
(ちなみに著者写真は“ダイエット以前”のものです)
※本メルマガは「夜間飛行」で配信しているものと同じ内容となります。

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本田雅一 IT・ネット直球リポート

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2017.9.15配信 Vol.4
10年前、初代iPhoneに不感症だった日本市場のその後
スマートフォンはもちろん携帯電話でもあるが、その本質は電話ではありません。電話はアプリケーションのひとつです。3Gネットワークの時代は、確かに携帯電話+情報端末でしたが、VoLTE(LTEネットワークを通じて音声通信を行う規格)が当たり前となってきた昨今、スマートフォンは純粋なネットワーク端末と言えます。
スマートフォンとは何か。10年前の基準で言うならば、それはパソコンです。ポケットやバックで入れて持ち運びができる、もっとも携帯性の高い小型パソコンです。
そもそもパソコンと携帯電話は何が違うのか。パソコンは、ソフトウェアをインストール(導入)すれば、どんなソフトウェアであろうとも動かなければなりません。応用範囲に限定はなく、機能や性能が制限されることもありません。最近は自分で開発したプログラムを読み込ませる人は少数派になりましたが、パッケージ化されたソフトウェアを家電量販店や秋葉原で買ってきて使うことは誰だってできます。言ってみれば、ユーザーに対して“自由”を保証しているのがパソコンの特徴です。
一方、携帯電話というのは、秩序的かつ理性的です。ユーザーの自由をある程度規制することで、ユーザー全体の満足を高めようとする。クルマ社会に喩えるなら、みんなが好き勝手に道路を走ると頻繁に渋滞し、事故も起きやすいため、きちんとした交通法規に基づいて、交通整理をするのと同じ。それによって個々のクルマも安心して走ることができ、流れもスムースになります。
携帯電話は、端末に割り当てられる通信量が限られています。光ファイバーやADSLなど家庭内に引き込まれているインターネット回線に比べると、携帯電話網で利用できる通信量(通信帯域と言う)ははるかに小さい。
現行世代のLTEはもちろん、前世代の3G、あるいは2Gネットワークでは、さらにその差は大きくありました。とてもではないですが、オフィスや家庭のパソコンと同じように自由にネットワーク帯域を使うことなどできませんでした。きちんとした“交通整理”によって、ネットワークの使い方を管理する必要がありました。
当時、携帯電話の新機種がリリースされるたびに、どのメーカーの製品も見た目は違うのに主要機能はなんだかよく似ているな、あるいは機能はみんな同じじゃないか、と思っていた人もいたでしょう。それはその通りなのです。
当時、携帯電話は端末メーカーではなく、携帯電話サービスを運営する通信会社(以降、携帯電話会社)が販売していました。提供する電話サービスに対応する端末であり、パソコンのような汎用機器ではないからです。
彼らにしてみれば、ユーザーが快適に通話できるネットワークを提供することが何より優先する。だからユーザー数と基地局の整備状況、そして利用している携帯電話技術などを精査して、どのぐらいの帯域ならば問題なく利用できるか、そしてその帯域幅で楽しめる用途は何だろうか? そうしたことを考え抜いたうえで、新機能を追加してきました。
ここで商品設計を間違えればネットワークは混乱してしまいます。メーカーそれぞれの工夫で、端末ごとに違った機能を搭載するような無秩序な状態は、通信会社の思想からすればありえないことでした。
一方、パソコンを使ったネットワークを支えているのは“ベストエフォート(最善努力)”と呼ばれる考えで、言い換えれば“その場しのぎ”の発想です。パソコンでインターネットから画像や映像を読み込んだときに、全体がすぐに表示されず、不鮮明な画像が少しずつ見えてきたり、映像が途中で停止してまた動き出したり、といった振る舞いは、誰もが経験したことがあるでしょう。それは、その時に使える最大限の帯域を使いながらデータを送受信しているためで、道路が空いていればクルマをビュンビュン飛ばせるが、混雑していれば渋滞してしまうのと同じ。ユーザーは自由気ままに利用できるが、その代わりに不便も受け入れて我慢しなければなりません。ユーザーに制限をかけることこそがベストエフォート(最善努力)となる携帯電話のネットワークとは、発想、思想がまったく正反対なのです。
スマートフォンはパソコンの世界からやってきました。だから、メールやウェブサイトをはじめ各種機能のほとんどは、パソコンと同じように自由気ままにネットワーク帯域を使うことを前提にしています。それはもちろん便利なのですが、通信帯域を節約しようなどという考えはまるでありません。
その意味ではスマートフォンはとてもではないですが、“スマート(賢い)”とは言い難いところがあります。むしろ、限られたネットワーク帯域をスマートに分配して、効率よく使いこなしているのは携帯電話のほうだったと言えるでしょう。
このビジネスモデルは、携帯電話事業者にとっても端末メーカーにとってもリスクが低く、消費者はよりよい投資効率で提供される均質なサービスを受けられる理想的なもの……と自画自賛していたものの、当時から大きな欠陥がありました。
それは携帯電話事業者が強すぎること。彼らがすべてをコントロールするため、消費者ニーズを高めるためにしのぎを削り、価値創造する方向へとエネルギーが割かれず、ネットワーク投資・設計の秩序を保ちリスクを最小限にする方向へと寄り添っていたからです…
2017.8.25配信 Vol.3
<VALUを通して感じる“評判”という目に見えない価値><50歳食いしん坊大酒飲みでも成功できるダイエット 第3回>
前回、タンパク質についての言及にのみ先送りしたのには理由がある。減量を行う上で、タンパク質は極めて重要な栄養素だからだ。
まずある程度の短い期間であれば、タンパク質以外の栄養素を摂取しなくとも生きていける。タンパク質は身体を作るための素材という側面もあれば、それ自身を分解して糖質に変換し、エネルギー源とすることができる。糖質ダイエットなどの手法が提案される理由は、太古の昔、人間は糖質を摂取する手段が極めて限定的で、身体の機能として糖質がなくとも生きていけるようになっているのだ……という説明があるのはご存知の人も多いだろう。
次にタンパク質は他の栄養素に比べ、消化し身体に吸収するまでのプロセスにおいて身体に負担をかけるという点が異なる。タンパク質の分解と吸収までには3時間以上が必要で、その消化器官における能力をフル稼働させなければならない。そのために必要なエネルギーは、摂取したタンパク質が持つカロリーの30%にも達するという。ちなみに脂質の消化吸収には12%、炭水化物(糖質)の消化吸収は7%以下というからその違いは圧倒的。
このことが示すのは、同じカロリーの食物を食べても、高タンパクな食材は最終的に体内に吸収されるカロリーが低い(相殺されるため)ということと、消化吸収までに時間がかかるためお腹持ちが良くなるということだ。
これは消化吸収が良い麺類を食べるとお腹がすぐに空き、赤身肉ばかりをたくさん食べた日は、翌日になっても満足感が持続している……などの経験(したことありますよね?)からも明らかだ。
肉食系のダイエットを勧める本などを見ると、こうした側面に加え、筋肉量の維持や生成に必要となるL-カルニチンが肉類に多く含まれるからといった言及もあるが、その量は決して必要充分とは言えず、とりわけ牛肉で摂取していると肉が含む脂肪もあって確実にカロリーオーバーになってしまうため、正しいとは言えない。
しかし、タンパク質が減量において大きな役割を持っていることは間違いない。過去に効果的と言われたアトキンソンダイエットも、肉ばかりを食べるというコンセプトだ。食事にコストがかかることを除けばお手軽だが、ひとつ忘れられていることがある。「肉を食べればいい」というだけでは、そこに含まれる脂肪について意識がいかなくなるからだ。
例えば僕は牛肉に関して「内モモ」や「外モモ」、あるいは「トウガラシ」といった部位があれば、極力そうした部分を食べるようにしている。焼き鳥ならば皮がついたものは避け、モモ肉より胸肉を食べるようにしている。仮にサーロインステーキを食べるといった時は、キレイに脂身を取り去るようにするし、魚類もなるべく脂が少ないものを食べるようになった。
魚に関しては、例えばトロや冬の脂が乗った食材もいただくが、それもお鮨の1貫ぐらいに留めている。我慢しているように思えるだろうが、脂以外の美味しさについて知るようになれば、ひたすらトロばかり食べるよりも、さまざまな美味しさのバリエーションを楽しめるようになったと思う。
と、少々話が脱線したが、タンパク質中心のダイエットをするのであれば、摂取する肉類が含む脂質がどの程度あるのかを意識して選択すると、その効果が現れやすい。まずはお試しあれ。ただし、極端な糖質制限は1ヶ月程度、長くとも2ヶ月以内に収めたほうがいい。なぜなら糖質制限を長期間続けていると、筋肉を分解して糖質を作り始めてしまうため、身体全体の筋肉量が下がってしまい太りやすい体質になるから。
僕が朝、必ずGI値の低い食材で糖質を摂取するのは、それが長期間の減量を続ける上で必要なことだと思うからだ。もし糖質制限を行うのならば、徹底して糖質を抑え、できれば野菜が含む糖質もカットし、短期間で終えることを勧める。僕はそれをしたくないがゆえに、極端な高タンパクダイエットはしていない。
その代わり、行動パターンを変えることを併用して40キロ以上の減量を果たした。次回は、行動パターンがどのように減量・増量に作用するかについて話を進めたい。…
2017.8.11配信 Vol.2
大きな声で話題にしにくいネット広告の話
「フリージャーナリストなのに、北朝鮮情勢が緊迫しているこの時期。脳天気に……」っと、省略しますが、何やらツイッターのDMで怒られてしまった本田です。いえ、「ジャーナリストと言っても政治や国際情勢、危機管理などは扱っておりませぬゆえ……」と応じると、なぜか「今すぐにでも行動すべきだ!」と。実は福島第一原子力発電所の事故後にも、同じような応援(?)のメッセージをいただいたことがあるのですが、バスのドライバーに「なぜレースに挑戦しない!」と言っているようなものですから。
いやぁ、不思議ですよね。世の中には不思議な感覚の人が多すぎます。きっと津田大介さんがネットカルチャーのライターから、社会問題・政治問題などに斬り込むジャーナリストへと転身していったのを見た人々なのかもしれませんが、興味の方向は人それぞれですからね(汗)。
さて、それはともかくSNSを使っていると、実にさまざまな人たちと接することがあるのですが、インフルエンサーマーケティングの代理店を名乗る人から、実に懐かしいスコアを尋ねられました。
その名も「Kloutスコア」。ご存じでしょうか? SNSのフォロワーや発信情報に対する反応を分析し、その評価を数値化するというもので、TwitterやFacebook、In…
2017.7.28配信 Vol.1
<記者の一分><50歳食いしん坊大酒飲みでも成功できるダイエット 第1回>
NHKが放送した「AIに聞いてみた」がさまざまな波紋を呼んでいる。
この番組、NHKのウェブページで番組概要を見ると「日本の閉塞した状況を打破する手がかりを求めて、NHKは『課題解決型AI(人工知能)」を開発した。パターン認識と呼ばれる手法で700万を超える日本の統計データをAIが解析した結果、驚きの結論が!それは『40代ひとり暮らしを減らせば日本がよくなる』といった奇想天外な提言の数々だった。それは何を意味するのか? 日本は本当に良くなるのか? マツコ・デラックスと有働由美子アナが、本音でAIと対決する」とある。
ところが全録レコーダーに残っていたこの番組を見ると、この番組で使われているアプリケーションは、とてもAIと呼べる代物ではなさそうなのだ。そもそもAI研究を行っている民間企業や研究機関を頼らず、NHKが独自に開発して統計情報をインプット。結果を導いているという。
本コラムは番組批判を目的としているわけではないので、具体的にこの番組内容について…

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